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2021/05/15

Condor2で使うコントローラー(その5:VR)

  さて、いよいよVRについて。実を言うと3年ほど前にOculusを購入したのですが、昔のタイプはセンサーを立てないといけなくて私の部屋がちょっと狭くて使い難いこと、単身赴任で自宅を離れてしまったことから最近のCondor2では試していません。使用感についてはいつものCondor仲間からの聞きかじりなので、かなり独断と偏見に満ちた形になりますが、VRを使ったフライトとモニターを見ながらのヘッドトラッキングの比較について書いてみます。それぞれに良いところ悪いところがあるのでお好みでどうぞというところです。


【VR本体】

 今、注目はOculus Quest 2。64GBタイプ単体でAmazonで37,180円。これが出たおかげでぐっと購入しやすくなったと思います。でも、これは本来は単体でゲームをインストールして使うタイプ。PCに接続しようとすると専用のリンクケーブルが必要。ぱっと見は普通のUSB-Cケーブルなんですが、信号をしっかり送るためにアクティブタイプのケーブルなんだとか。純正品だと1万円もするのですが、互換品についてはちょっと情報を持ちえていません。良く調べて購入下さい。眼鏡お使いの方には度付きレンズをはめ込むことが出来るようです。その他、Oculusを快適に使うための情報はこちらを参照下さい。

「今さらOculus Quest 2の世界から戻れなくなった」ゲーヲタ以外にもおすすめできる理由

 最近のアップデートではPCとの接続もWirelessで出来るようになったり(高速Wifiが必要?)、リフレッシュレートが120Hzに上がっているようです。

 レビューを観ていると視野角が80度くらいと、人間の視野角120度から比べると少し狭いということはありますが、視野角100度以上のVRを購入しようとすると本体だけで10万円以上するのでちょっと引いてしまいます。

HTC VIVE Pro Eye



 Oculusの他には老舗のHTC社のVIVEシリーズありますし、最近注目はPimax社の広視野角のVR。高いほうのVision 8Kは水平200度を、廉価版(51,600円)のArtisanは水平170度と言うことです。ただし、Pimax社製品は本体のみなのでHTC社のベースステーションやコントローラーを買いそろえる必要があるので思ったより出費がかさむのでご注意下さい。(下書きで置いていたらつい先日HTCの新製品(広角・5K・120Hz)の発表があったようです。)


Pimax Vision 8K Plus VR

Pimax Artisan














【CondorをVRで楽しむ時の良いところ、悪いところ】

(良いところ🙆)

・何といっても臨場感溢れるところでしょう。自由に見たいところを見ることが出来る。奥行き感もあり。

 自由に視点を変えられるというのはフライトには必須です。さらに、VRだと奥行き感があるので斜面や積雲との距離感も掴めるようです。そのため、あるVRユーザーによると山岳フライトでは斜面が近く感じられて怖い時があるといっていました。シムだからということで少し無茶をしてしまう危険性がありますが、そういう怖さを体験出来ることは良いことだと思います。


(悪いところ🙅)

・Oculus Quest 2(およびそれ以前の機種)だと視野角が人間の視野角よりも狭いので、狭苦しさがある。(太っ腹なかたは視野角の大きいVRを買おう😂)

2021/05/08

Condor2で使うコントローラー(その4:ヘッドトラッキング-OpenTrack+α)

 前回はヘッドトラッキング老舗のTrackIRの解説を書いたのですが、これは結構なお値段がするのでちょっと手が出にくいかもしれません。そういう方にはWebカメラやスマホを使ったヘッドトラッキングが意外と使えるのでお試し下さい。

 ということで、前回のブログでこんな方法もあると書いた③OpenTrack+Arucoマーカー、④OpenTrack+スマホ/タブレットのアプリを使った方法について説明します。


【OpenTrack+Arucoマーカー】

 これはなにかというと、頭に付けた検出用マーカーをWebカメラで検知して、PCにインストールしたOpenSourceのソフトであるOpenTrackを使ってマーカーの動きを視点の動きに変換してしまおうというもの。OpenTrackをインストールすると右の画像のようなタコ君が出てきてこれが頭の動きに合わせてくるくる動いてちゃんとソフトが動いているよと教えてくれます。

 設定方法については以前に書いたこちらのブログポストを参照下さい。実はこの方法、ソフトが汎用のものなのでフライトシム用に細かな設定をするのが難しいのですが、ネットで見つけたProfileをさらに私好みに改良したものを先のページで公開しています。ご自由にダウンロードしてお使い下さい。細かいところはお好みで調整してみて下さい。


 さて、この方法、問題は適当な大きさに印刷したArucoマーカーを頭にどうやって付けるか。あるサイトでは段ボールで輪っかを作って頭にかぶれ、違うサイトではカチューシャを買ってきて取り付けた、などなど。

 コロナだからマスクに付けてしまえ。。。なんて方もおられました。→ただ、直ぐにずれちゃったり息苦しくなってダメだったとか。

(出典)http://itemy.net/?p=38

 しかし、こんなのを頭につけて画面に向って真剣にフライトしている姿を家族にみられたら。。。ちょっと恥ずかしい?






【OpenTrack+スマホ/タブレットアプリ】

 次にご紹介するのは、頭に余計なものを付けるのではなくスマホ/タブレットを使って顔そのものを検知してその動きを変換してPCに送ってしまおうというもの。こちらの方がスマートといえばスマートです。iOS, Androidどちらにもいろいろとアプリが出ていて、お値段200円くらいから2000円くらいまでと行ったところでしょうか。

 問題は使っている間はスマホ/タブレットが他の用途には使えなくなるということ。電話かかってきたらアウトですし、アプリが忙しく働いているので充電が必要だったりスマホが結構熱くなったりします。スマホの置き方にも工夫が必要なのでフレキシブルなスマホスタンドがあるといいですね。

 古いスマホが捨てられなくて大事に持っていらっしゃる方は引っ張り出してきてヘッドトラッキング専用に使って見てはいかがでしょうか。

 アプリそのものはいろいろな種類がありますがいまいち期待通りに働いてくれないアプリもあるのでちょっと悩みどころです。以下、私が使ったことがあるのをちょっと書いてみると。。。

SmoothTrack 👍→お値段千円くらい。これは結構使えると思う。電力食わないように画面消去機能もある。今見てみたらUSB接続でLatencyを抑えることが出来るようになっている。これなら電池切れの心配もない。私の書いた解説はこちら。その1その2

FacePoseApp 👎→アプリ内課金で400円くらいでお手ごろなんですが、私の環境では上手く働いてくれませんでした。まずは無料バージョンでお試しを。

Smart Head Track for OpenTrack 👎→こちらもアプリ内課金で800円くらい、あんまり上手く動かなかったです。


 私は使ったことがないものの興味あるのがこちら。新しいiPhoneのTrueDepth機能を使ったものなので使える機種が限られていて、私の持っているiPhoneは残念ながら古いので試していません。😞

JBC Head Tracker ❓→ アプリ内課金で250円。ちなみにOpenTrack用のProfileはこちらのサイトのものを参考に使わせてもらいました。

 この他にもアプリストアでHead Trackingとかヘッドトラッキングで検索すると新しいアプリが出てくるかもしれないので探してみて下さい。

 ヘッドトラッキングについて何かご質問などありましたら、Twitter、このブログへのコメント何でもよいのでお問い合わせ下さい。Condorを楽しんでいる皆さんにはどんどん使っていただきたいので、可能な限りお手伝いしたいと思います。

 では、今回はこのあたりで。😌

 次回はVRについて書いて見たいと思います。 (NT3)



2021/05/06

Condor2で使うコントローラー(その3:ヘッドトラッキング-TrackIR)

 コントローラー解説シリーズの第三段はヘッドトラッキング/VR。

 私はフライトシムを楽しむための最も大事なことはGを感じる事がない中で、如何にバーチャルな空間上の自分の姿勢や他者との位置関係を感じ取ることが出来るかだと思っています。

 Condorでも操縦系統に加えて視点移動をスムーズに行うことが良いフライトをする鍵になります。視点を自由に動かすことは対機警戒や周りの積雲の状況を見るのに必要なのですが、サーマル旋回中にはグライダーから見ると斜め方向に視点を動かさないといけないので上下左右のカーソルキーでの移動は困難です。特に私が一番気になるのは場周パターンで着陸しようとする時にダウンウィンドレグで肩越しにR/Wの確認をどうするか。

関西大学航空部さんのTwitterより
 お金と広いお部屋が有る場合は右の画像の様にマルチ画面で業務用の訓練シムの様なものを作ることが出来ますが、お家シマーはなかなかそうはいきません。そこで私はCondorを始めた当初からヘッドトラッキングをCondorを始めた当初から使っています。そうしたところ、最近ではVRがお手ごろな値段に下がってきたのでCondor界でも人気急上昇中です。

 さて、そこでこれから視点移動のためのヘッドトラッキングとVRについて順番に説明してみましょう。


【ヘッドトラッキング】

 ヘッドトラッキングというのは頭の動きを検知して、それをつかって画面を動かしてしまおうというもの。視点を動かすのにマウスを使って上下左右に動かすことがありますが、それを頭の動きを使ってやってしまおうというものです。
 たとえば頭を右に45°回転させたらシムの中では135°回転させるといった設定をします。そうすると頭を右に振りつつ、目線がパソコン画面を見るために少し左に横目遣いにすることになるので最初は違和感がありますが直ぐに慣れると思います。私のように慣れてしまうとこのスムーズな視点変更はなくてはならないものになってしまいます。

 ヘッドトラッキングの導入の仕方にはいくつか方法があります。
 ①TrackIRを購入して、帽子に付属の反射板を付ける
 ②TrackIRを購入して、ヘッドセットにオプションの赤外線ランプをつける
 ③OpenSourceのOpenTrackをPCにインストールしてArcoマーカーを帽子などにつける。(Webカメラが必要)
 ④OpenSourceのOpenTrackをPCにインストールして、頭の動きの検知はスマホ/タブレットのアプリで顔を検知して行う。

 まずは気になるのが導入費用。VRも含めてまずはそちらを先に説明すると。。。

 ①と②はヘッドトラッキングの老舗商品であるNatural Point社のTrackIRという製品を使うものです。本社のサイトから直接購入すると少し安くなりますが、日本の代理店が昨年暮れ頃からオプションのTrackClip Proとのセットで23,800円でリニューアル発売しています。面倒なことはどうもと言う方は市販品のこちらがお手ごろです。お金に余裕の有る方はVRのOculus Quest 2との比較でどちらを取るかというところでしょうか。

 ③はソフトの方は無料。Arcoマーカーもプリンターで印刷して段ボール紙などに貼り付けるだけ。あとは普通のWebカメラがあればOK。ノートパソコンなら内蔵カメラで大丈夫です。

 ④は同じく無料のソフトとスマホ/タブレットに数百円から2千円程度のアプリを導入。WifiかUSBケーブルでPCと繋いで使うもの。Condorで遊んでいる間はそのスマホ/タブレットが使えなくなるのが難点。古いスマホを大事に持っている人はそれを使うことが出来ます。 

 では、それぞれについてもう少し詳しく書いてみましょう。


①② Natural Point社製TrackIR:本体は右の写真。赤外線発光/受光器です。これに反射板が標準で付いていて、オプションでTrackClip Proという赤外線発光器があります。





 ①の反射板はこんな形をしていて金属製。野球帽のつばのところに付けるのに丁度よい形状に作られています。ヘッドセットを使っていない場合や余計なケーブルの取り回しを避けたいかたにはこちらが使いやすいです。


 帽子に付けたところはこんな感じ。白く光っているところが反射板で本体から来る赤外線をここで反射してもう一度本体で受信します。反射光を使っているため、本体との距離があまり離れると苦しいようです。机に座って画面が目の前にある場合は全く問題ありませんが、私は大画面テレビを使って楽しんでいるのでこちらではなく②のタイプを使っています。また、自分の後ろ側に明るい窓やランプがあると誤作動してしまいます。昼間だとカーテンなどで工夫する必要があるかもしれません。


 先に書いたように少し本体との距離が有る場合や、もう少し精度を高めたい場合は②のTrackClip Proを使ます。ただし、こちらはUSBで電力を供給する必要があって、データのやり取りはないのでPCとの接続は必要ないものの電源をどこからとるか考えなくてはいけません。それから右の画像のようにヘッドセットあるいはカチューシャの様なものに取り付けないといけないのでスピーカーで楽しんでいる方は工夫が必要です。私は千円程度のパッドの小さなヘッドホンを買ってきて左右反対に使って耳を塞がないよう耳の前にパッドを当てるようにしています。

 使い方は以下のリンクから本家のサイトやYouTubeを参考下さい。

設定画面。緑の点がClipのランプ。対応
GameリストにCondorも入っているので、
Profileを登録するとGameごとの自動切り
替えも可能。           

 また、Condor用のProfileは以下のCondor Forumでjanjansenさんが公開してくれています。TrackIRのデフォルトProfileでも特に問題はありませんが、これらのProfileではTrackIRの動きを少し制限して視点がコックピットから出てしまわないようにします。少し使い慣れたらパラメーターを調整して自分好みのProfileにしていくとよいと思います。





 さて、ここまで書いたところで少し紙面も長くなったので一旦休憩。次のポストではこのTrackIRと同じ機能をOpenSourceのソフトと手持ちの機材だけで使う方法、上記の③と④の方法について書いてみます。私が最初にこのTrackIRの事を書いたのは、お値段はそれなりにするもののやはりこの製品を信頼しているから。でも、そこまでは予算がないという方は次に書くお手軽コースをお試し下さい。

 なお、ヘッドトラッキングとVRとの比較は結構難しいです。私的にはなかなかVRに踏み出せないか、もしくはこれからタスクで使い分けるようになるか、どちらかになると思います。その理由についてはまたその次のポストでご紹介します。        (NT3)

2021/04/30

Condor2で使うコントローラー(その2:ラダーペダル)

  昨日、ジョイスティックについて書いたところ何だか人気の模様。続けてラダーペダルについて書いてみます。

 グライダーシムに来る前にはPC98あたりで戦闘機シムで遊んでいたのですが、そうしたフライトシムの黎明期にはVertualな世界にはまだ横風なんてものは存在していなくて、ちゃっちいJoystickで充分だった。その後A10が出てきたとき、それが一転してしまって、なんと横風の中で離陸滑走しなくてはいけなくなってしまいました。やはりペダルがないと全然まっすぐ滑走出来なくて、せっかく購入したソフトをインストールしたあとで途方に暮れていました。

 まぁ、ジェット戦闘機のゲームだと滑りなんて気にしなくて良いのかもしれないですが、グライダーでは滑りはそのままL/Dの低下に繋がりますし、旋回中の滑りは下手すると命取り、スピンしちゃいます。三舵の調和を練習するにはやっぱりStickの捻りでは難しくてペダルが必要ですね。

 と、前置きが長くなってしまいましたが、以下PC用のラダーペダルを三種類ほど紹介してみます。

【ラダーペダル】


 私が初めて使ったペダルはまだゲームポートを使っていた時代のThrustmaster社のものでしたが、本格的にグライダーシムやりはじめた時に購入したのはSaitek Pro Flight Rudder Pedals。実は今も使っていてもう10年くらいになりますかね。右の写真は、その後Logitech社に買い取られてからの現行品。中身は一緒だと思います。ペダルのZ軸だけでなくて、左右のブレーキペダルもあるので3つアナログ軸があります。でも、CondorではZ軸だけしか使ってません。真ん中のダイアルでペダルの重さが調節出来る事になっていますが、私には幾ら回しても重さの違いが判りません。定価は約24,000円とちょっと高めのお値段ですが、やはりペダルがあると格段に操縦してる感がでてきます。


 そろそろ買い替えかなと思っていたところ、前のブログに書いたThrustmasterのT.130000Mの3点セットが大安売りをしていたので思わずポチってしまいました。出荷予定が随分遅くなってまだ発送されていないので使用感はまだ分かりませんがお値段はお手ごろだと思います。ペダル単体のお値段が約15,000円、上記と比べるとかなり安い。

 さてさて、Reviewを調べてみました。ブログに載せた写真は縮尺が異なるので分かりにくいですが、Thrustmasterはペダルの間隔が狭くて足を閉じて操作する感じ。一方のLogitech(日本でのブランド名はLogicool)のほうは少し足を開いて操作する感じ。私のようにまたぐらのあたりにJoystickを置いて使っている人にはThrustmasterはちょっと使いにくいかもしれないです。それと、よく見るとThrustmasterの方にはペダルを台に固定するネジ穴がありません。Logitechの方は8個もネジ穴があってハンコン台などに固定することが簡単に出来ます。一方、Thrustmasterには面白い機能があって、USBケーブルの途中にフライトモードとドライブモードの切り換えがあります。どうやらドライブモードに切り換えると右足と左足の操作をアクセル/ブレーキの組み合わせに切り換えることが出来るようです。この二種類のペダルの比較についてはこちらをどうぞ。英語ですが見てれば何とはなく分かると思います。

 最後にご紹介するのはCH Products Pro Pedals。大昔はフライトシムで使うコントローラーといえばこの会社の製品が代表だった(これしかなかった?)のですが、日本の代理店がなくなってしまったのでしょうか、いつの頃からか見かけることがすっかり少なくなりました。Amazonで見つけたのも並行輸入品でした。使用感は分かりませんが昔から売られていますので信頼感はあるだろうと思います。

 以上、この三つの製品が比較的購入しやすい価格帯です。さらに重厚感、本物感を求める方には5万円以上もする高級品がいくつか出ていますが、ペダルは比較的自作しやすいようでもあって、Arduinoなんかでコントローラを作ってパイプで組み上げてしまう方も居られるようです。グライダーのペダルも足元覗いてみると結構ちゃっちい仕組みですよね。あのワイヤーにコントローラを付ける感じです。

 では、今回のラダー特集はこのあたりで。次回はこれがなければCondorで飛び回ることはできないと思っているヘッドトラッキングについて書いてみます。    (NT3)

 

2021/04/29

Condor2で使うコントローラー(その1:ジョイスティック/スロットルコントローラー)

 Condorを楽しむためにはまずは何といってもジョイスティックがなければ始まりません。でも他にもそろえると楽しめる道具がいろいろとあります。これからこのブログでCondorで使うコントローラーについて順番に書いてみようと思います。

【ジョイスティック】

 まずはジョイスティック。雰囲気からしてもリアルのグライダー乗りはゲームコントローラーではダメでしょう。ペダルを一緒に購入出来ない方はまずはスティックの捻りでラダーをコントロール出来るジョイスティックを購入してCondorでグライダー操縦を始めて下さい。Auto Rudderでは横風の離発着は出来ないと思います。

 では、どんなジョイスティックが使いやすいか。私はいくつかのジョイスティックを乗り換えてきたので使用感も含めて説明してみます。

Logitech Extreme 3D Pro
 私が使ったことがある初心者向け廉価タイプのものはLogitech Extreme 3D Pro。価格は安いが作りはしっかりしている。捻りも使ったX軸Y軸Z軸の操縦に加えてスライダーがもう一つついているのでダイブブレーキかトリムを割り当てることができる。難点はスティックのバネが重いこと。旋回中はラダーを宛てないといけないので捻りながら当て舵というのは結構疲れます。そして左旋回の時はラダーを当てるのに掌側に巻き込むだけで良いのですが、右旋回は手の甲の方にひねらないといけないので私にはとても違和感があって、これを使っていた当時は右旋回は全くきれいに回れないのでいつも左旋回ばかり。今もそのクセで左旋回がほとんどです。欧米の人たちのサーバに入っていくと彼らもなぜかほとんど左旋回。一方、日本の方は結構右旋回が多いなぁと思います。AキーでAuto Rudderをかましているんでしょうか?


MSFF2

 さてさて、CondorではForce Feedbackにも対応しているので既に絶版になっているMicrosoft Sidewinder Force Feedback 2を使っている方も多いようです。私も大昔まだPCがゲームポートを使っている時代に使ったことがあるのですが臨場感高いです。興味の有る方はオークションサイトで探してみて下さい。MSFF2以降、Force Feedbackのジョイスティックが出てこないのですが、どこかメーカーさん作ってくれないかなぁと思います。


【スロットルコントローラー】

 次にダイブブレーキの雰囲気を出すのにスロットルコントローラーが欲しくなるのですが、それには二種類のアプローチがあって①最初からセットになったものを購入する②別々に好きなものを買って組み合わせで使うという方法があります。後者の場合、メーカーが異なってしまうと各社専用のソフトをいれてボタンの設定をするのは面倒だったりするのですが、その場合はJoyToKeyを使うと一括で処理出来て便利です。

 私は皆さんにスロットルコントローラーを使うことをお勧めしているのですが、その理由はスティックにスロットルコントローラーを加えると、アナログ軸でダイブブレーキとエレベータートリムの両方を設定出来ること。それからCondorを使い込んでいくと、バリオの設定やPDAの切り換え、動力機のエンジン操作などをするようになってジョイスティックだけではボタンの数が足りなくなってきます。また、VRのお使いの方は普通のキーボードを使うのは難しいのでコントローラーだけで操作出来るようになると便利だと思います。


 私が以前使っていて結構気に入っていたセットものはSaitek X52 pro、今は名前が変わってLogicool X52 pro。かなり使い込みました。何年か使っていたらスティックのバネが軋み音を立てるようになってきたので油をさすようになりましたがスプリング調整も出来て操作は軽くとても扱い安かったです。MSFSだと液晶にいろいろ情報を出すことが出来るのですが、その他のシムでは全く使うことが出来ないのがちょっと残念。


 最近気になっているのは、Thrustmaster社T.16000Mシリーズ。スティック、スロットル、ラダーの3つがラインナップしていて、それぞれ単品、スティック/スロットルセット3点全部セットで購入可能。単品でも割と廉価な上に、セットにするともっと買いやすい値段になっています。プラスチック製で重厚感はありませんが結構使えそうです。このシリーズでは私はスロットルしか使っていないので肝心のスティックの使用感はよく判らないのですが、そこそこの評判は得ているようです。一方、スロットルコントローラーは机の上で滑りやすくてスロットルを動かすたびに前後にズルズル動いてしまいます。他社製品では軸を中心としたレバー操作なので動きにくいのですが、このスロットルはグライダーのダイブブレーキのように前後にスライドさせる仕組みなのでどうしても動きやすくなってしまっています。スロットルの下にすべり止めを敷くなど工夫が必要です。


 もう一つ、同社のAirbusシリーズには少し違った意味で興味をそそられるところがあります。スティックは先のT.16000Mと中身は同じらしいですが、スロットルが旅客機型になっています。エアバス社のライセンスもらっているようですので値段はちょっとお高め。スロットルには追加アタッチメントもあるので旅客機シムなら雰囲気でそうですね。




T.Flight Hotas

 なお、同社には一つ残念な商品があってT.Flight Hotasというスティックとスロットルの合体型、これは皆さんには買って欲しくない商品です。実は結構面白そうだと思って購入して試してみたのですが、スティックのストローク、舵角がえらく小さくて何だか、オン/オフの二つしかない感じ。舵を大きく使ったり小さく使ったりという使い分けが難しくて楽しめませんでした。フライトシム用ではなくてアーケードゲーム用かなという感じです。(グライダーの操縦感覚から大きく外れているので注意)


VirPir, VPC MongoosT-50

 あと、スティックとスロットルについては戦闘機タイプの結構高級品もあって、スティックだとスペーサーを入れていわゆる操縦桿の長さに出来るものもありますし、スロットルの方も複数エンジンコントロールやトグルスイッチがいくつも付いたスロットルだけで5万円以上もするものがあったりします。私はスティックの方は奮発してVirPir社の操縦桿タイプのものにしましたが、グライダーの場合は戦闘機と違ってそんなに多くのコントロールやボタンを必要としませんのでスロットルのほうは中級クラスの上記T.16000Mを使ってます。




Logitech, Throttle Quadrant

 そして、スロットルだけ購入という場合はLogitech G Throttle Quadrantというコントローラーもあってシンプルで良いなと思っています。一度使ってみたいコントローラーです。ボタンは少ないですが、アナログ軸が3本あるのでダイブとトリムに加えてフラップもアナログ軸に割り当てることが出来そうです。




PXN フライトスティック

 あっ、一つ忘れてました。Condor用にジョイスティックを買う際にAmazonで調べているとPXNという会社の製品でスティックとスロットルのセットのものがあって比較的手ごろな値段なのですが、Condorではなぜか認識されないとCondorのフォーラムで時々話題になるのでご注意下さい。先に書いたJoyToKeyなどの設定アプリを使うと大丈夫かもしれませんが、私は使ったことがないのでもしどなたかご存知の方が居られたら教えてください。(このジョイスティックセットはCondorで使えない可能性が高いので注意 試しに使ってみたら意外と使えました。ネット上で問題になっているのはスティックに添付されてくるソフトの方なので先にかいたJoyToKeyを使えば問題ないと思います。)


 今回はジョイスティックとスロットルコントローラーについて書いてみました。次回はラダーペダルを予定しています。(NT3)

2020/10/05

SmoothTrack その2

SmoothTrackを使ってみた人からいくつかフィードバックがあった。

1. 電源の消費が激しい。
 これは画面をつけっぱなしにすることが原因の一つらしい。右下の電球マークをタップすると画面を真っ暗にすることが出来る。ちゃんと顔認識しているのかとか、アプリが落ちていないかとか心配になるが、いまのところこれしか方法はなさそう。あと、顔認識のためには照明がちゃんと顔を照らすようにして下さいとどこかに書かれていた。確かにそうだと思う。




2. どういう風にスマホを設置すればいいのか難しい。

 これはゴリラ・ポッドのような卓上スマホ三脚があると便利だと思う。途中で電源切れないようにモバイルバッテリーをスマホに繋ぎっぱなしにすることも無理なくできる。(参考商品

また、こんなのもあるのでノートパソコンの人は持っていると他の用途やデバイスにも使えて便利かも。



マウスホイールにCondor2のTrimを設定してみた。

 

  私がCondorを楽しむために絶対欠かせないと思っているものは、ジョイスティック、ラダーペダル、スロットルコントローラー、視点移動のTrackIRの4点セットである。

 ラダーはジョイスティックのひねり軸を使うことも出来るが、右旋回の時は変なひねりになるのでどうも使いにくいし、だんだん手首がしんどくなってくるのでやはりペダルが良い。スロットルは何で必要かというと、私はダイブブレーキとトリムの両方をどうしてもアナログスライダーに設定したいのだが、残念ながらジョイスティックで二つのアナログ軸がついているのが無いのでどうしようもない。トリムをキー操作で調整しようとしてもやたらと大きな動きになってしまい微調整が出来ないので、旋回時に速度が定まらないし、クルーズしているときにのんびりお茶も飲めない。レース中にダイブの微調整は必要ないかもしれないけど、やっぱりグライダー乗りとして最後にビシッと着陸を決めたいというのが理由である。

 しかし、このコロナ禍で多くの人たちがCondorに入ってきてくれたのだが、一気に機材を買いそろえるのは大変なのは分かる。そこで、前回のOpenTrackの様に何か無料アプリを使ってみんながほぼ必ず持っているマウスのホイールにトリムを設定できないかと考えてみた。以下、何とか使えそうなのことが分かったのでCondor Pilotのお役に立てば嬉しい。

【XMouse Button Controlを使って、CondorのTrimをマウスホイールに設定する】

1. 無料で公開されているXMouse Button Controlというマウスの拡張アプリを使って、マウスホイールの回転にTrim上下のDeleteキーとInsertキーを割り当ててしまおうというもの。普通にキーボードで操作するとチョコンと一回だけキーを押しただけでもトリムの値は8〜9%も一度に動いてしまう。これをもう少し細かく制御出来れば使いやすくなるというのが出発点。

2. XMouse Button Controlのインストール:

 こちらのページから最新版をダウンロード。インストーラー版とポータブル版があるのでお好きなほうをどうぞ。ポータブル版は32bitと64bitと書いたフォルダが出来るので自分のPCに合った方で起動下さい。

3. まずはCondorで遊ぶときだけマウスホイールの設定が動くように登録。

 ①のAddをクリックして、出てきたWindowでCondorの実行アプリを登録。通常はC:\Condor2\Condor.exe。ここまで出来たところで③のSave Profileをクリックして適当なところに設定ファイルをセーブおくと、後は自動的にセーブしてくれるようだ。


 


4. 次にマウスホイールの回転方向にトリムの上下キーを設定。

 試してみたところ、1クリックで30msec押したことにする設定が使いやすい感じ。

 では、まずWheel Upの設定。①をクリックして、Simulated Keysを選択。

 


 次に、①のところに適当なスクリプトをいれるのだが、まずは②からOther Tags→Hold for  <x> millisecond(s)を選択。その後①に戻って数値を調整。まずは30に設定。この数値を上下させるとホイールの回転とトリムの変化量の調整が出来る



 さらにもう一度左の図の①からStandard Keys→Insertを選択。



























 次に、②で1 As mouse button is pressedから3 During (press on down, release on up)に変更

 ③でTrim Downとの説明を入れて④のOKでWheel Upの設定は終了。

 この後、同じようにWheel DownにDeleteキーを割り当てるTrim Upの設定を行い、⑤のApplyをクリック。

5. 最後に大事な設定なのだが、CondorのAssign Controlsに入って、mouse bankとmouse pitchにマウスが割り当てられているのをDeleteキーを使ってマウスのコントロールが効かないよう外しておくこと。忘れるとマウスを握ってホイールを動かしているとスティックも勝手に動いてしまうので注意。

 以上、割と簡単に出来てしまったのだが、試しにCondorに入ってどんな感じでホイールの回転がトリムに反映されるか試してみて欲しい。いまいちという場合は4の入力数値を細かく調整してみて欲しい。

 なお、ホイールクリックにTrim Centerを割り当てて使うことを試してみたが、私のマウスのボタンはセンシティブ過ぎて意図せず押されてしまい、機体のピッチ変動が大きくなって使用に堪えなかった。そもそもTrim Centerはあまり意味がないと思う。

 ついでに、せっかくだから右ボタンと左ボタンにFlapの上下キーが設定出来ないかと試してみた。しかし、そうすると普通のクリック操作がが出来なくなってCondorのフライトに進むことが出来なくなってしまった。XMouseの設定ではLayerを作ることが出来るとあるので、Hotkeyを設定して一時的な切り換えが出来そうなのだが、私には設定の仕方が判らなかった。誰かわかる人がいたら教えて欲しい。

 ボタンがいくつもついたゲーミングマウスを使っている人は、もしかしたらマウス専用の設定アプリで同じような設定が出来るかもしれない。その場合は上記の設定方法を参考に試してみて欲しい。また、もっとスマートな設定が出来るとか、数値はこっちの方が良いとか、改良版が出来たらぜひ連絡欲しい。


(おまけ)

 これでトリムがそれらしくなるかなと思うのだが、私はやはり既製のスロットルコントローラーを使うのだろうなと思う。

 ふと見ると、LogicoolのスロットルがAmazonでそんなに値段高くない。Condorのアップデートでフラップもアナログ軸で制御出来るようになっているので、ダイブ・フラップ・トリムのちょうど3本分ある。ちょっと興味をそそられている。

 今私が使っているのはThrustmasterのスロットルコントローラー。ちょっとちゃっちい感があるが、いろいろなボタンがついているし、Amazonで見つけたときの単品の値段もそんなに高くなかった。戦闘機Sim用のかっこよくて重量感のあるものもあるが4〜5万円もするのでちょっと手が出ない。

2020/10/04

ヘッドトラッキングをほぼほぼ無料で設定して使ってみた。(OpenTrack+Arucoマーカー)

  先だってSmoothTrackを使ってヘッドトラッキングを使う方法をブログに載せたが、昨日はArucoマーカーを使って、ほぼほぼ無料でCondorでヘッドトラッキングを使う方法を試してみた。やはりちょっとしたもっさり感はあり、見た目がかっこ悪いという難点はあるが、格好の悪さは自分には見えないし、グライダー・シムへの没入感、何よりタスクの成績が上がるのであれば使わない手はないであろう。個人的にはやはりハードウェアとして販売されているTrackIRが便利であり、私はしばらくはTrackIRを使っていくと思うが、日本中のCondor愛好家がヘッドトラッキングを試して腕を上げてもらうばかりでなく、安全なフライトが出来るようになることを願うばかりである。(ちゃんと他機警戒をやってくれたらもっと接近したガグルを組むことが出来ると思う。よく見えないまま突っ込んでこられるのは勘弁して欲しい。)

 では、少し長くなるが以下の記事で、無料で公開されているOpenTrackと段ボールで作ったArucoマーカーを使ったヘッドトラッキングをCondorで使う方法を紹介する。

2020/09/27

SmoothTrackをCondor2で使ってみた。

私はCondorでフライトを愉しむときには周りを見るのにTrackIRを使っているのだが、最近いろいろなアプリが出ているようなのでSmoothTrackというiPhoneの顔認識アプリを使ってみた。

Condorでサーマルに入るには積雲や既に他のグライダーがガグルを組んでいる真下に入らないといけないのだが、ハットキーでの切り換えではなかなかスムーズに真上を見ることが出来ず苦しい。特に高度が足りなくなっているとき、つまり雲底との高度差が有る場合にはさらに難しくなってしまう。そこで私はもうTrackIRがないとCondorは飛べないと思っている。

TrackIRはかなり作り込まれていて、初期設定のままセットアップしたら直ぐ使えるのでとても快適なのだがお値段がちょっと高いのがつらいところ。それで今回は試しにApple App StoreでSmoothTrack(1,220円)というアプリを購入して使ってみた。Condorを普通に机で遊んでいるひとなら自分のiPhoneを使って使えそう。実はPCの受け手側のOpenTrackという無料アプリの設定が結構難しくて苦労したのだが、あちこち調べて入るうちにFlight Sim用の良いProfileが見つかったので、Condor用のProfileに改良してみたので興味の有る方はどうぞ。意外と使えそうに思う。

この動画はiPhoneSEにSmoothTrackを載せて私の顔を認識させてTrackingをしたもの。先に書いたように私はTrackIRを使っているので本格的に使ったわけではないが、まぁ使えるんじゃないかと思う。これで味をしめたらTrackIRに移行しても良いし、その先はVRもあると思う。これでCondorパイロットがさらに増えることを期待している。

なお、SmoothTrackは普通のカメラを使用してiOS13以上の機種ならOKということだが、iPhoneX以降のTrueDepthが使える機種の人にはHead Tracker(250円)というアプリもあるのでこちらがいいかもしれない。残念ながら私は初代iPhoneSE持ちなので試していない。


さてさて、必要なものは;

①OpenTrack(無料) ダウンロードページ Win用の普通のインストーラもあるが、余計なアプリをインストールしたくない人はPortableタイプもある。

②SmoothTrack(1,220円) App Storeページ Androidはベータ版として出ているらしい。

③Condor用のサンプルProfileはこちら 一度OpenTrackを立ち上げるとDocumentフォルダにOpenTrackのフォルダが出来ているのでそこにコピーして下さい。(9/27 18:30改良版にアップデート)

使い方は以下のリンクを参照。PC側にOpenTrackをインストールしてCondor用のProfileを立ち上げ、スマホのSmoothTrackで顔認識した情報をWifi経由で流し込んであげるというもの。PCのIPアドレスを調べてSmoothTrackに入力する必要があります。Profileの読み込みの後、OpenTrackのOptionsでご自身に合わせたResetキーをジョイスティックやキーボードに割り当てて下さい。

Smooth Track導入方法

ゲーム内カメラと連携して「顔を動かすだけ」で視点を操作できるスマホアプリ「SmoothTrack」のデモムービー

New Head Tracker profile released (追加)先に紹介したHead Trackerのサイトに面白い記事とOpenTrackのProfileがあった。上の方にリンクを張ったCondor用のProfileはこれを参考にさらに改良してアップデート済み。


上手く動かないぞというかたはブログへのコメントかTwitterで連絡下さい。



Japan-East:関東/甲信越のシーナリー公開

  関東/甲信越地方のCondorシーナリー「Japan-East」を公開します。  本当はCondor Clubで公開したかったのですがTextureのばらつきが多いので却下されてしまいました。エリア的にはSeguiさん作成のCentral Japan2と完全にかぶっていますが...