2020/09/30

次回10月3日のタスク

次回土曜日フライト(JP Saturday Flight)のご案内。今回から30分前からサーバー受付開始して45分間参加可能にします。


①10/3 15:00 West Patagonia, 175km Std Class

②10/3 22:00 Cascade Range 164km Club Class


9月はオセアニアのシナリーを使いましたが、10月は新大陸。どんな景色が出てくるのか楽しみです。

①はやたらと南北に長いシーナリー。東西は狭いのだが海岸からかなりの標高の山岳地域まで面白い地形です。今回はリッジになると思ってタスク作ったのですが、自分では試してはいないのでどんなレースになることやら。ニュージーランドとは違って標高がそんなに高くないので、最後のレグはかなりスピード出そう。くれぐれもばらばらにならないようにご注意下さい。Condor ClubのGoodiesにAEの追加マップがアップされてました。

②はアメリカ西海岸のやたらとでかいシーナリー。海岸地帯から内陸の乾燥地帯までバラエティに富んだ地形です。まずは昔通ってた大学のあるOregon州Corvallisを起点としたWilamette Valleyでサーマル三角。Valleyと言ってもかなり広い盆地のようなところなのでリッジはありません。緑の大地を愉しんで下さい。



2020/09/27

SmoothTrackをCondor2で使ってみた。

私はCondorでフライトを愉しむときには周りを見るのにTrackIRを使っているのだが、最近いろいろなアプリが出ているようなのでSmoothTrackというiPhoneの顔認識アプリを使ってみた。

Condorでサーマルに入るには積雲や既に他のグライダーがガグルを組んでいる真下に入らないといけないのだが、ハットキーでの切り換えではなかなかスムーズに真上を見ることが出来ず苦しい。特に高度が足りなくなっているとき、つまり雲底との高度差が有る場合にはさらに難しくなってしまう。そこで私はもうTrackIRがないとCondorは飛べないと思っている。

TrackIRはかなり作り込まれていて、初期設定のままセットアップしたら直ぐ使えるのでとても快適なのだがお値段がちょっと高いのがつらいところ。それで今回は試しにApple App StoreでSmoothTrack(1,220円)というアプリを購入して使ってみた。Condorを普通に机で遊んでいるひとなら自分のiPhoneを使って使えそう。実はPCの受け手側のOpenTrackという無料アプリの設定が結構難しくて苦労したのだが、あちこち調べて入るうちにFlight Sim用の良いProfileが見つかったので、Condor用のProfileに改良してみたので興味の有る方はどうぞ。意外と使えそうに思う。

この動画はiPhoneSEにSmoothTrackを載せて私の顔を認識させてTrackingをしたもの。先に書いたように私はTrackIRを使っているので本格的に使ったわけではないが、まぁ使えるんじゃないかと思う。これで味をしめたらTrackIRに移行しても良いし、その先はVRもあると思う。これでCondorパイロットがさらに増えることを期待している。

なお、SmoothTrackは普通のカメラを使用してiOS13以上の機種ならOKということだが、iPhoneX以降のTrueDepthが使える機種の人にはHead Tracker(250円)というアプリもあるのでこちらがいいかもしれない。残念ながら私は初代iPhoneSE持ちなので試していない。


さてさて、必要なものは;

①OpenTrack(無料) ダウンロードページ Win用の普通のインストーラもあるが、余計なアプリをインストールしたくない人はPortableタイプもある。

②SmoothTrack(1,220円) App Storeページ Androidはベータ版として出ているらしい。

③Condor用のサンプルProfileはこちら 一度OpenTrackを立ち上げるとDocumentフォルダにOpenTrackのフォルダが出来ているのでそこにコピーして下さい。(9/27 18:30改良版にアップデート)

使い方は以下のリンクを参照。PC側にOpenTrackをインストールしてCondor用のProfileを立ち上げ、スマホのSmoothTrackで顔認識した情報をWifi経由で流し込んであげるというもの。PCのIPアドレスを調べてSmoothTrackに入力する必要があります。Profileの読み込みの後、OpenTrackのOptionsでご自身に合わせたResetキーをジョイスティックやキーボードに割り当てて下さい。

Smooth Track導入方法

ゲーム内カメラと連携して「顔を動かすだけ」で視点を操作できるスマホアプリ「SmoothTrack」のデモムービー

New Head Tracker profile released (追加)先に紹介したHead Trackerのサイトに面白い記事とOpenTrackのProfileがあった。上の方にリンクを張ったCondor用のProfileはこれを参考にさらに改良してアップデート済み。


上手く動かないぞというかたはブログへのコメントかTwitterで連絡下さい。



2020/09/26

アップデートのニュース二つ

 今週は二つのアップデートが出てきたのでいろいろ試しています。

最初はCondorを始める前に使っていたGlider SimulatorのSilent Wings。Macでも使えてなかなかそれらしかったので最初は使っていたが、マルチで飛べるもののSimの中でレース運営の機能がなかったので、ある日Condorに乗り換えてそれ以降はずっとCondorで遊んでいた。2017年からHPの更新が止まっていたのだがMacが完全に64bitに移行するのでGUIまわりを修正したらしく、今年の7月に突然アップデートが出ていたらしい。Flight ModelなどSimその物は変わっていないとのこと。Mcでも使えてなかなかそれらしかったので最初は使っていたが、マルチで飛べるもののSimの中でレース運営の機能がなかったので、ある日Condorに乗り換えてそれ以降はずっとCondorで遊んでいた。どうやらVer2を開発中らしい。ちょっと気になっている。

次に今日ほやほやのニュースが、Condorworld社の有料シーナリーのCW-B(Morava)のVer2へのアップデート。この会社のシーナリーは衛星画像ではなくいわゆるSyntheticな画像を使ったシーナリーなのだが、結構3Dオブジェクトに力入れていたり、町や村の形、道路や川、発電所などのランドマークが割とはっきり分かるように造られていて、航法をしながらのフライトが愉しめるのでno PDAのタスクには持って来いのシーナリー。Condor標準のSlovenia2をさらにゴージャスにしたものと思って欲しい。今回のアップデートは3Dモデルをかなり充実させたらしいので早くタスクを愉しんでみたい。来月から冬時間になるので朝早起きして欧州の夜のマルチに参加したいと思っている。日本の皆さんにも愉しんでもらいたいのだが有料シーナリー(US$26)というのは難しいだろうか?




こんなサンプル画像が紹介されているので是非見て欲しい。https://www.condorworld.eu/index.php?produktsm=1

なお、こういう欧州の田舎の風景のフライトを愉しんでいると彼らはとてもぜいたくだと思う。日本の田舎は何だかどこも汚く開発されてしまった。


2020/09/20

次回9月26日のタスク

 次回土曜日フライト(JP Saturday Flight)のご案内。今回からスタートの1時間前にならないとタスクのダウンロードは出来ないようにしています。でも、TPは分かるので地形慣熟には問題ありません。

9/26 15:00 174km 20m-MS(つまりDuoDiscusの一択)

9/26 22:00 New Zealand 165km Std Class


①は前回と同じシーナリーですが、前回よりももっと東のエリアで設定。景色を愉しんでいただきたいのですが、TP1のある海岸付近は積雲が少ないこと、水面上にはほとんど積雲が出来ないことご注意下さい。途中で生まれたばかりの積雲が見つかればラッキーなのですが、それを期待していいのか悪いのか。。。

②は前回と同じOmaramaのスタート/ゴールの三角。風はそんなに強くないので前回ほどの強いリフトはないと思いますが、やはり西風なので第一レグはリッジが期待出来るところ。このリッジ、初めての方は始まって直ぐのところに峠越えがあるので事前に地形を確認しておいて下さい。このリッジを使うタスクはよくあるのですが、結構ここで嵌まってしまう人がいます。私も初めて飛んだときにやってしまいました。最初にめげるとなかなか気力が続きません。また、後半はサーマルですが、山の裏側の谷筋を通ってのゴールです。ファイナルグライド、途中の沈下はさぁいかがでしょう?







2020/09/19

Condor Clubへのフライトトラックのアップロード

9月19日のJP Saturday Flight。レース後のFlight Trackのアップサイトはこちら。

9/19 15:00 SEVictoria 130km Club Class

9/19 22:00 New Zealand 214km Open

Multiplayer Race's Resultのタブをクリックしてみるとレース後に成績が自動的に入っているのが分かるのですが、Flight Trackは参加者自身でアップロードしないと登録されないので、少し手間かかりますが皆さん是非アップ下さい。後で他の選手のフライトを見て参考にしたり、フライトログビューワーを使ってレースを再現することが出来るので楽しいです。Flight TrackをCondorに読み込むとフライトの際にGhostとして再生されるので、他の選手のフライトについて飛んでみたり、自分自身をGhostとして競ってみても楽しいと思います。

私のタスクのページではオフラインで飛んだFlight Trackもアップ出来るので、自分のフライトに納得出来なかった方はTaskをダウンロードして再チャレンジしてこのサイトにアップしてみて下さい!

さて、Flight Trackはドキュメントフォルダの下にあるCondorフォルダ→FlightTracksフォルダの中にあります。LastTrack.ftrが直前のフライトのデータなのでレース直後であればこのファイルをそのまま上記サイトでアップすればよいのです。ただ、もう一度FREE FLIGHTを開いてしまうと新しいフライトに書き換えられてしまうので、レース後に以下の画面が出たときに一旦セーブしておいたほうが良いでしょう。SAVE FLIGHTTRACKをクリックして下さい。


後でもう一度Condorを使って自分のフライトを振り返ってみることができますし、ファイル形式をigc形式に変換すればSee Youなどのigcビューワーでフライトを再生することも出来ます。以下はShowCondorIGCの表示例ですので参照下さい。

ウェブ上のサービスだとSOARINGLABというのがあって、これはガチのリアルのパイロットに向けたサイトですがCondorのデータも問題なく使えます。しっかり使い込むには料金を払わないといけないですが、自分のフライトを再生するだけならアカウント登録も必要なく無料で使えます。Google EarthとGoogle Mapが一緒に見れてアニメで動くので楽しいです。サイトの右上部にある赤いLaunchボタンをクリックするとフライト表示画面に移ります。以下は既に私の昨夜のフライトを読み込んだものです。




2020/09/13

9月19日のタスク

 早速、次の土曜日フライトのタスクご案内。以下のリンクからタスクのダウンロードも出来るので当日マルチに参加出来ないかたもオフラインでどうぞ。フライト後にBest Performancesタブからログのアップロードも出来るので後でマルチの結果との比較も出来ます。皆さん奮ってチャレンジ下さい。

9/19 15:00 SEVictoria 130km Club Class

9/19 22:00 New Zealand 214km Open


①のシーナリーは面白くてOpenStreetMapから建物データを取り込んでいて、さらに高圧電線や牧場のフェンスなどがめちゃめちゃ入ってる。よく見ると牛がごろごろいるので不時着の時には十分注意して不時着地を探して下さい。今回からQキーは空中衝突のみ有効とします。残念ながら不時着してしまったら終了ですが、ちゃんと着陸出来るかクラッシュするかで得点が変わってきます。安全に不時着して距離点を獲得しましょう。さて、下の不時着時のスクショ、大きくしてみると牧場にフェンスがあるのが分かります。タスクはコンプリートしたいけど、一度不時着してみたい、不思議な魅力のあるシーナリー。サーマルはStrongだけどちょっと間隔が空いているので右の積雲に行くか左に行くか、それとも脇目も振らずまっすぐ行くか、常に選択を迫られそう。


②はNZのOmaramaを起点としたお決まりのリッジコース。214kmと長いけどかなりのハイスピードになるでしょう。VNEを超えないようにご注意。高度が高いとTASは。。。皆さん学科は大丈夫ですね。心配な方はこのサイトの右側にあるリンク集のUtilitiesのページからCoTASAをインストールしましょう。先のタスクの説明で書いたようにQキーは空中衝突のみ。フラッター後に翼がもげてしまった場合は墜落してタスク終了です。ご注意下さい。

標高地形図が必要なことは先の記事に書いた通り。TP1の直後の山越えはちゃんと高度取ってから行かないと、もし届かなかったらリーンサイドの沈下で沈没します。行けるか行けないか見下げ角でまだ見当が付けられない方はXCSoarを使いましょう。

なお、今回はOpenにしましたので、何でもお気に入りの機体でどうぞ。ただ、Openなのでおそらくハンディキャップはつかないです。もしかしてVNEが一番高い機体が有利か?

では、土曜日にお会いしましょう。

(なおき)




標高地形図のインストール

 今月のタスクはオーストラリア、ニュージーランドで攻めたいと思います。

New Zealandシーナリーをまだダウンロードしていない方は準備下さい。デフォルトではマップに衛星画像と航空地図しか入っていないのでCondor Clubから標高地形図のインストールをお忘れなく。次のタスクはバリバリのリッジを攻めたいと思いますので、地形の理解はとっても大事です。以下のタスクは次のレースのものです。



タスク画面でマップをこの地形図に切り換えておくと、フライト中のPDAのマップもそちらに変わります。山岳フライトの時は衛星画像だけではどこに向かって飛べば良いのかさっぱり分からないので、デフォルトで衛星画像しかないシーナリーの場合はCondor Clubで検索してインストールしましょう。シーナリーの名前を入力して検索すれば見つかります。AEとかHBとか名前に入っている地図が標高地形図ですので自分が使いやすいと思うほうを使って下さい。

なお、マップのインストールには事前にGoodies Installerのインストールが必要です。こちらからダウンロード下さい。また、ダウンロードの前にCondor Clubの登録が必要ですが、これはもうCondorユーザのデファクトスタンダードになっています。無料ですので、登録まだの方はここでやってしまいましょう。

ついでにCondor Clubの事を説明すると、ここにアカウントを作っておくとフライトのログをアップロードすることができて、ウェブ上で他のパイロットのフライトログを見ることも出来るようになるので、レース後に反省会をすることが出来ます。

なんでしょうね。Condorの楽しみはフライトやレースそのものなんですが、フライト前の作戦を考えることやフライト後に自分の失敗は何だったんだろうと考えてみたり、他のパイロットのフライトを見て勉強したりと、そうした一連の事も楽しみの大きなポーションになっています。



9月12日のタスク終了

 昨日はJP Saturday Flightと題して、午後3時と午後10時にサーバ立ち上げ。

午後の部、SEVictoria、156km三角、スタンダードクラスはかなり渋めの条件でスタート。トップを走っていた324さんは新しいPCで参戦していたところ、なんとPCの熱暴走という不運で残り20kmのところで無念の離脱。後半はどんどんサーマルが強くなってきたのですが、丁寧なサーマリングが求められたちょっと難しいタスクでした。

タスクはこちらにあるのと今週はReflyのサーバを立ち上げているので試してみたい方はどうぞ。夜間はかなり通速度が遅くなるので複数の方が一緒にフライトするとラグが気になるかもしれませんが、お一人だけでしたらタスクの読み込みさえ出来れば後はオフラインでも同じですので。。。よろしかったらフライトログのアップロードもお願いします。



夜の部のタスクはこちら。180km三角、18mクラス。こっちはうまくマルチサーバの結果も載せることが出来ています。オンラインサーバは昼の部のタスクと交互に出るようにしているので誰も入ってこなければ15分くらい待ってれば切り替わります。

まぁまぁの気象条件の設定が出来たと思ったのですが、飛んでみると結構サーマルが細くて苦労しました。平均155km/hをたたき出したYNさん、何とかすがりつこうとする後続パイロットを振り切っての堂々のフライトでした。



今月は毎週土曜日にオーストラリア、ニュージーランドの大洋州シリーズでタスク設定をします。昨日ふと思ったんですが、どちらも南半球なんで太陽の位置、雲の影の位置が北半球とは違っていて妙に違和感感じますね。



2020/09/11

久しぶりの投稿

 あらら。あっという間に3ヶ月が経ってしまった。

その間、大学の後輩が一緒に飛んでくれるようになって、しばらくCondor Caféで一緒に飛んでたんだけど、ちょっとつまらないレースが続くようになったので毎週土曜日の3時にタスクを立ち上げるようになった。

その後、どうやら日本のCondor2愛好家はTwitterで連絡を取りあっていたみたいなので、この年になって初めてTwitterのアカウント(https://twitter.com/NTake17755741)を取って告知を始め、夜の部も動かしはじめたところだんだんと入ってきてくれるようになったので楽しくなってサーバの立ち上げを続けている。

サーバの立ち上げも大分なれてきたので、こっちの方もぼちぼちとCondor2についてあれこれ書いていこうと思う。


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毎週土曜日の午後3時と午後10時にJP Saturday Flightというサーバを立ち上げ中。

皆さん一緒に飛びましょう。

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Japan-East:関東/甲信越のシーナリー公開

  関東/甲信越地方のCondorシーナリー「Japan-East」を公開します。  本当はCondor Clubで公開したかったのですがTextureのばらつきが多いので却下されてしまいました。エリア的にはSeguiさん作成のCentral Japan2と完全にかぶっていますが...