2020/12/31

Xmas Cup その②


  Xmas Cup参加二日目。このレース、最終日もすごい人数が集って、しかも団子レース。スタート直後からこんな感じのガグルになって、第1、第2レグともにどこのサーマルに行ってもこんな感じでグルグル回ってた。

 タスクは今日も長くて278kmだけど、サーマルはStrongで高速のタスク予想。今日は3つのサーバに合計97人参加と大盛況。


 さて肝心の成績はと言うとこちらのページ。左の図は私のフライトトラック。完走は90人で、そのうちの第60位と振るわず。トップの選手は1:46:14(157km/h)の成績で、それに対して1:55:42(144.1km/h)と何とかトップとの差が10分以内に収まったのだが間に58人も入ってしまった。

 Condor Clubで他の選手のトラックを見てみたら、私のフライトは圧倒的に平均上昇率が悪い。これでは勝てない。上位選手はみな平均3m/s以上出しているのに、私は2.8m/sしか出ていない。旋回が下手なのか、積雲の選択眼がないのか、まだまだ修業が足りない。




 ところで、NZのシーナリーというと、これまではOmaramaが入っている南島のシーナリーを使ったリッジコースが良く使われていたのだが、今回は新しく出来たこの北島のMatamataが使われている。ちょっと他のシーナリーとは違った色合いに感じるが、極端な山岳はなく、適度な起伏があって気持ちのいいシーナリーだと思う。ゴール間際にちょっとした丘や高圧線があって注意が必要。この高圧線のある起伏を越えて向こうの山の手前にゴールのグライダークラブR/Wがある。


 ただ、この高圧線。近づいてよく見てみると以前JP Satのシーナリーで使ったオーストラリアのシーナリーと違って、高圧線の鉄塔は立っているものの電線は張られていない(^o^)。とはいえ、ぎりぎりのところでゴールに入ってくるとやっぱり緊張するものである。


 さて、年内のレースはこれで終了。今年のCondorでは大きなところではアップデートでVRが使えるようになった他、いくつか新しい機体の発表があった。シーナリーはどんどん発表されてくるけど、そろそろお腹いっぱい、HD満杯状態。新しいシーナリーよりも3Dオブジェクトの追加やThermal Mapをしっかり作り込んでくれるといいなと思う。後はもう少しダイナミックな気象のシミュレーションを期待するところ。来年はどんな年になりますことやら。皆さんよい年をお迎え下さい。

2020/12/30

Xmas Cup 2020


 年末恒例のXmas Cup、ニュージーランドを舞台としたレースに参加中。今年は仕事の関係で4日間のレースのうち、ようやく3日目にして参加出来た。シーナリーはMatamataを使用。NZの北島。Taupoグライダークラブを起点とする18mクラスのレース。私はJS 1-18で参戦。
 大会のページはこちら
 https://virtualsoaring.eu/xmas2020/


 今年はかなり盛況で、今日、Aサーバに入ろうとしたのだが、サーバ立ち上げ10分くらいしか立ってないのにもう50人の定員一杯ではじかれてしまった。そこでBサーバに入ったのだが、それでも最終的には40人も入ってきた。選手の技量もたいしたもので、毎日トップから10分以内に30〜40人がひしめいている。

 今日のタスクは282kmと少し長めだが割と条件は良くて、トップ選手の成績は1:48:39。私は1:55:31と健闘したのだが、完走86人中の第36位、467点。今日のトップ選手は524点獲得なのでまぁまぁのところ。
 Day3の結果はこちら
 https://virtualsoaring.eu/xmas2020/results?day=3

 ただ、Condor Clubで他の選手のフライトをチェックしたら、なんと早くも第一レグでトップ選手達から5分の遅れ。第2、第3レグは結構検討しているのでこれは悔しい。スタートは慎重にと思ってマクレディーを控えめに設定したのがあだになったようだ。今日の条件であれば思い切って攻めたほうが良かったみたい。

 第二レグは微妙な山並みを使って沈下少なく飛んでサーマルを使わない作戦だったのだが、別の選手はサーマルでガツンと上がってビューンと飛んで私より少し短い時間で飛んでいる。これもどっちが良かったのか悩ましいところである。

 さて、このVirtualsoaring.euで開催されるコンペティションはいつも200kmを越えるタスクでトップの選手で2時間をちょっと切るくらいのタスク設定になっている。私は高性能機でタスクにチャレンジをするときはこのくらいのタスクが面白いと思う。1時間ちょっとくらいのタスクでしかも雲底が2000mもあったりするとあまりサーマル使わずにフィニッシュ出来るので、コースやサーマルの選択の適否があまり差に出てきにくいと思う。
 Condorで遊んでいるひとはこれがあまり面白すぎるので家族対策が大変なのだが、日本の皆さんにもこのくらいのタスクを楽しんでもらいたいと思う。私は単身赴任なので時間を自由に使えるのでそれだけはありがたいと思う。

 Condorで遊びはじめたときは最下位にならないこと、タスクを必ずコンプリートすることが目標だったが、数年後トップ選手との差を20分まで近づけることが目標になり、今はトップ選手との差が2時間のタスクで調子が良いときは10分程度にまで近づいてきた。明日の目標はトップから5分以内に入ること。がんばるぞ〜。

(おまけ)JS 1-18は高速で飛ぶときに巡航速度を安定させることが難しい。ふと気を抜くとビューンとスピードが出てしまったり速度が抜けてしまったりする。それにフラップの1と2が200km/hくらいで切り換えのマークが付いているのだが、今回はそのあたりの速度で飛んでいるので切り換えをどうしていいのかいつも悩ましく思っている。CoTASAという秘密兵器もあるのだが、あれはあれで切り換えをピーピー指示してくるのでうるさく感じる。今日はCoTASAを使わなかったが、明日は使ってみようと思う。



2020/12/25

Flat Land Club

 つい1ヶ月ほど前に面白いサイトを見つけたのでご紹介。


Flat Land Clubといって、平地のサーマルタスクのみ、Clubクラスで全部100km前後のタスクなのでタスク自体はだいたい一時間くらいで終了。全体でも1時間半くらいでフライトが終わるので、ふと空いた時間に遊ぶのにちょうど良い。Club機で穏やかな気象なので、Condor始めたばかりの人にも練習にちょうど良いと思う。

タスクサーバは44個のタスクが順番に立ち上がるので何が回ってくるかはお楽しみ。まだインストールしていないシーナリーだったら10分くらい待っていると次のタスクに切り替わるので好きなシーナリーの時に入ればよい。このサイトのリンクからも参加出来るし、いつものCondor Server ListにもFlat Land Clubが出ているのでそちらからでもOK。


オンラインで飛んだときの結果は自動的にこのサイトに出てくるので他の人との比較が出来る。ただ、まだあまりデータは溜まっていないので皆さんどんどん参加してくれればと思う。面白いことにCondor界では最近個人情報の問題が取りざたされていて、ちょっと前まで公開されていたCondor上のCN名が出てこなくなってサイト上で自動的に4桁数字が個人に割り当てられるようになった。ちなみに、私は0445になっている。まだ3回しか飛んでいないのだが、距離合計で4番目、まだこのサイトの知名度は低い?

ちなみにタスクをダウンロードしてオフラインでタスクチャレンジ、その結果をアップロードすることも出来る。そのときはSchoolクラスの結果もアップロード出来るので、K8やKa6CRの成績もいくつか出ている。

みんなで一斉に参加するオンラインレースではないのだが、地味に楽しめて練習になるタスクだと思うので、ぜひブラウザのお気に入りに登録してタスクにも参加して欲しい。時間決めて知り合いと一緒に入ればマルチフライトも可能。


これは今日私が飛んだフライト。先日発売されたばかりのDG101Gを購入して飛んでみた。計器盤の上にコンパスがあるのだが、LS4と違ってちょっと低いので視界の邪魔にならない。これはいい。

2020/12/04

12月5日のタスク

 12月はタスク設定お休みと案内していましたが、以前のタスクをちょっとひねって流します。

今回は9月のタスクを逆周りにしてみました。気象条件は全く同じでTPを逆周りにしています。

①12/5 14:30 SEVictoria 156km Std, オリジナルは9月12日のタスク

②12/5 21:30 New Zealand 214km Open, オリジナルは9月19日のタスク


①シーナリーはSEVictoria。ちょっと大きいシーナリーなのでまだダウンロードしていない人は何とか時間までに準備下さい。3Dオブジェクトがかなり入っているので非力なPCでは少し調整が必要かもしれません。もし途中でブルースクリーンがでてしまった人はコメント下さい。

②バリバリのリッジでデッドヒートが繰り広げられたタスク。逆周りにするといきなり風上に向って山越えがあるので皆さん18mクラスでの参戦をお勧めします。というか、私的にはEB29Rはちょっと性能が違いすぎるのでOpen Classよりも18mクラスというジャンルが欲しいと思ってます。

Japan-East:関東/甲信越のシーナリー公開

  関東/甲信越地方のCondorシーナリー「Japan-East」を公開します。  本当はCondor Clubで公開したかったのですがTextureのばらつきが多いので却下されてしまいました。エリア的にはSeguiさん作成のCentral Japan2と完全にかぶっていますが...