2021/01/29

Kanto Gliding Cup 2021:Day2 結果発表

   お待たせしました、Day2結果発表です。ちょっと残業遅くなったので集計が遅れてしまいました。

RankStatusCNRNPlaneDistTimeSpeedScore
1FinishedMZJA2447LS4a99.96 km00:52:04115.2 km/h1000 p
2FinishedYNJA2969StdCirrus99.96 km00:54:41109.7 km/h1000 p
3Finished2JA40DGStdCirrus99.96 km00:55:47107.5 km/h963 p
4FinishedNT3JA-CACLibelle99.96 km00:57:10104.9 km/h937 p
5Finished324JAXXXXDG101G99.96 km00:57:25104.4 km/h894 p
6FinishedRDJA21RDLibelle99.96 km00:58:44102.1 km/h889 p
7FinishedC12502StdCirrus99.96 km01:01:4497.1 km/h787 p
8FinishedYONJA234SLS4a99.96 km00:59:02101.6 km/h780 p
9FinishedXAYZRStdCirrus99.96 km01:03:2394.6 km/h744 p
10FinishedKONJA3826LS4a99.96 km01:01:3697.3 km/h710 p
11FinishedH24JA2101StdCirrus99.96 km01:08:5387.1 km/h615 p
12FinishedKUJA02EDLS4a99.96 km01:06:3690.0 km/h592 p
13FinishedCUJA2536StdCirrus99.96 km01:12:4382.5 km/h537 p
14FinishedNTEU-HIGHStdCirrus99.96 km01:14:0481.0 km/h511 p
15LandedRT6JA2088Libelle99.92 km  378 p

 暫定結果から上位陣は変わらず、MZさんとYNさんが同点一位1,000ポイント獲得です。
 詳細結果はこちらからダウンロード下さい。

 やはり先に書いたように平均上昇率の差が大きく出ています。7位までは平均2m/s以上、8位以降は2m/s以下になっています。丁寧な旋回とセンタリングを練習しましょう。

 先日、Condor仲間とセンタリングはどうやって練習すれば良いのかというやり取りをしたのですが、ある人はCondorのNOTAM画面でThermal Helpers Rangeを10kmくらいに設定して、オーディオバリオの音や機体の挙動を見ながらセンタリングの感覚を身に付けていったそうです。私の経験からしても、やはりえいやっと大きく動かしたときにはだいたい失敗します。1〜2周回ってみて、どのあたりでサーマルが強くなるのかをちゃんと判断した上で、少しずつ旋回の中心をずらしていく、そんなことが必要ではないかと思っています。

 Condorでは尻バリオが働きません。また、Force Feedbackのジョイスティックを持っていなければ、あの翼をあおられる感じも分かりにくいと思いますので、どうしてもオーディオバリオに集中するしかないのかなぁと思います。しかし、それでも機体の挙動やコックピットと地平線との位置関係の変化、毛糸や風切り音の変化もあります。こうしたいろいろな情報をどこまで拾って活かすことが出来るかが上昇率向上の鍵だと思います。

 さて、能書きはこれくらいにして、以下、総合成績です。
 
RankCNRNTotalDay1Day2
1NT3JA-CAC19371000937
2YNJA296918568561000
3324JAXXXX1829935894
4MZJA244717877871000
1302JA40DG1748785963
5YONJP-HIGH1666886780
6RDJA21RD1537648889
14XAYZR1503759744
7KUJA02ED1202610592
8KONJA38261146436710
9CUJA25361067530537
101EWX-BIRD901901-
11PIEJA2457849849-
12C12502787-787
17H24JA2101615 -615
15NTEU-HIGH511-511
16RT6JA2088378-378
 
 Day1はNT3の成績が突出していましたが、Day2では二人の同点首位がでましたので、上位陣の差が随分縮まってきました。

 しかし、今回のレースでは6回のフライトの内、上位5フライトの得点を合計して順位計算しますので、一回失敗してもまだまだ挽回は可能です。最後まで気を抜かないでタスクにチャレンジしましょう。

 さて、Day3のタスクは予告したように、条件はちょっと渋め。機体選択に悩んでる方も居られました。本大会ではClubクラスであれば毎回機体を変えても構いません。サーバのエントリー時間の20分間内であれば、空の様子を見た後に一度退出して別の機体に乗り換えてもう一度入ってきても構いません。条件に合わせて機体を変えるのか、それとも自分の飛び慣れた機体でチャレンジを続けるのか、皆さんがどういう選択をしてくるのか楽しみにしています。

 明日のタスク解説はこちらになります。

 では、皆さんまた明日お会いしましょう。(NT3)

2021/01/28

Kanto Gliding Cup 2021:Day3 1/30(土)〜 2/4(木)のタスク

 さて、こんどはDay3。皆さん、これまで気が付いておられたでしょうか、Day1は2020年6月21日、Day2は2020年9月21日の設定になっていました。そしてDay3は2020年11月21日です。気温の設定も少し低くしてあります。

 これはどういうことになるかというと、緯度経度が変わって日付が変わると、太陽の位置が変わります。冬になると日差しが穏やかになって強烈なサーマルは出来にくくなります。そこで、今回のタスクはThermalsの設定がCloud Base 1,500m、StrengthはModerateなのですがわりと渋めの条件になっています。


1. サーバ公開日時:1/30(土)①10時、②15時、③21時。エントリー時間20分間。その後は2/4(木)24:00までReflyサーバとして公開予定。いつでも好きな時間に飛んで結果を送って下さい。オフラインで飛ぶときはスタート時間を自分でCondorの時計で13:21以降にスタートゲートが開くと思って飛んでもらえると、他の人と同じ条件で飛ぶことが出来ます。


2.タスク:水門(妻沼)→栗橋駅→板倉GP→新桐生駅→妻沼GP 95km、Club Class(機体ハンデ計算します)

 Start Line:幅6km、海抜高度1,200m以下、スタートゲートオープンはサーバ―エントリー締め切り1分後から60分間。


 TP1、TP2、TP3:半径3km、90°の扇型。

 Goal Line:幅1km、再低高度200m(海抜)←ここに注意!

 XCSoarタスクファイルはこちら

 Condor用タスクは公開しませんが、このページからWaypointsをダウンロードして設定すれば簡単にCondorのタスクマップを作成可能。

3. 解説:上空は弱々しい積雲がぱらぱらとある感じ。関東平野の冬は割としゃきっとした青空なのですが、Condorではもやっとしていて、いかにもサーマル弱そうという感じです。が、そこは自分で飛んで今回のサーマルの感じを掴み、うまくMCを設定して下さい。Condorに慣れた人はまぁ何とかなるだろうと考えて突っ込んでしまうことがあると思いますが、上級者はいくつかある滑空場を使った擂鉢を考えつつ飛んでみて下さい。
 今大会では一番渋い条件だと思います。これをどう攻略するか、6本あるタスクの前半戦最後の得点争いが楽しみです。

4. フライトログ:タスク終了後、こちらのリンクからDropboxにIGCファイルをアップロード下さい。繰り返しになりますが、送付は皆さんの最初のチャレンジ一本のみとします。なお、不時着した場合も距離点を計算するのでIGCフィアルを送ることを忘れずに。着陸時にCondorがCrashと判定した場合は無得点です。このあたりはどこも平らなので大丈夫だと思います。。。

 さて、Day2の結果は今までのところ14名がIGCを送っていただいています。現在までの総参加者数は17名。Day2の結果と総合得点は明日発表します。   (NT3)

Japan-East:関東/甲信越のシーナリー公開

  関東/甲信越地方のCondorシーナリー「Japan-East」を公開します。  本当はCondor Clubで公開したかったのですがTextureのばらつきが多いので却下されてしまいました。エリア的にはSeguiさん作成のCentral Japan2と完全にかぶっていますが...