2021/01/24

Kanto Gliding Cup 2021:Day2暫定結果発表

  サーバー開始後二日間に送付いただいたIGCファイルの集計結果をお知らせします。最終的には金曜日に確定しますので、まだ、チャレンジしていない方の参加をお待ちしております。

RankStatusCNPlaneDistTimeSpeedScore
1FinishedMZLS4a99.96 km0:52:04115.2 km/h1000 p
2FinishedYNStdCirrus99.96 km0:54:41109.7 km/h1000 p
3Finished2StdCirrus99.96 km0:55:47107.5 km/h963 p
4FinishedNT3Libelle99.96 km0:57:10104.9 km/h937 p
5Finished324DG101G99.96 km0:57:25104.4 km/h894 p
6FinishedRDLibelle99.96 km0:58:44102.1 km/h890 p
7FinishedC1StdCirrus99.96 km1:01:4497.1 km/h788 p
8FinishedYONLS4a99.96 km0:59:02101.6 km/h781 p
9FinishedKONLS4a99.96 km1:01:3697.3 km/h711 p
10FinishedH24StdCirrus99.96 km1:08:5387.1 km/h617 p
11FinishedKULS4a99.96 km1:06:3690 km/h594 p
12FinishedCUStdCirrus99.96 km1:12:4382.5 km/h540 p
13FinishedNTStdCirrus99.96 km1:14:0481 km/h514 p
14LandedRT6Libelle99.92 km  381 p

 土曜日夜の部YNさんとMZさんが0.4ポイント差。Condor2内での集計ではYNさんがトップだったのですが、ソフトで計算したら小数点以下四捨五入?で名前のアルファベット順でMZさんが上位になっていますが同点トップです。

 Day1トップはNT3でしたが、上位陣の得点差が縮まってきました。

 RT6さんはR/Wまで戻ってきたものの、ゴール高度の確認不足で高度が足りずそのまま着陸してしまったため距離点のみ。次のタスクでの活躍を期待しております。

 詳細データはこちらからダウンロード下さい。

 やはり上位陣は平均上昇率が高いです。丁寧な旋回、センタリグを練習しましょう。英語ですがこんな解説Youtube動画がありました。ご参考になりましたら幸いです。



山頂にあるTPのクリア方法

  昨日のタスクサーバへ参加いただいた皆さん、ありがとう。レースを楽しんでいただけただろうか。

 想像していたよりも赤城山麓のリッジは弱く、あまり山腹に積雲が出ていなかったのでTP1の攻略、どうやって山頂を越えてTPを回るかということに悩んだ方もいたのでは無いかと思う。

 今回の大会でははTPをクラシックな半径3km、90°の扇型にしたので、山頂にあるTPというのが少しトリッキーなものになってしまった。以下攻略法と注意点を書いてみる。


  今回のTP1は赤城山の山頂で南北に延びる稜線の途中にある。ちょうど東の風なのだがリッジリフトは弱く、積雲も山頂を越えるおいしいものが見つからない状況。これはどうしようもないと思うところであるが、無理に山頂を目指す必要は全くない。よく見るとTP1の北東側は稜線よりも低いところに広がっている(青の楕円のあたり)。したがって、そこまで回り込めば山頂より高度が低くてもTP1をクリアすることが出来るのである。

 画像の航跡は私のフライトだが、TPに向う前に一度8の字飛行をして少し高度を稼いでからTPの向こう側でTPクリアしている。

 タスクをちゃんと確認してみると、TP1には高度制限がなく、扇の半径は3kmもあるので、TPの向こうまでリッジを使いながら回り込めば何とかなる場合がある。高度を稼ぐのと、少し向こうまで行って帰ってくるのとどちらの時間が短いか、CondorのPDAマップを使ってTPを点ではなく面であると考えてクリアして欲しい。(なお、タスクによっては高度制限が有る場合もあるので注意。)


 なお、私が現役航空部員の時はTP旋回時に写真撮影が必要だったが、今ではGPSで確認しているので、こうした扇型のTPは少なくなって右の画像のような半径500mのシリンダーが設定されることが多い。これだと必ずしも山頂まで行かなくても良いが、弱くても斜面風を使って上がっていかないといけない場合がある。その場合は、CondorのPDAマップを見ながら斜面に激突したりしないよう慎重にフライトしてクリアして欲しい。むろん、そこに至る前に充分な高度を稼いでから飛んでくることに越したことはない。


 さて、次に気をつけて欲しいことだが、山地のフライトの時には、不用意に稜線を越えて風下側には行かないこと。稜線の風下側は沈下である。幸い赤城山は独立峰なので回り込めば何とかなるが、そこでの高度ロスはいたい。

 右の航跡図は赤と青が昨日ハンデ計算で0.4ポイント差の1位と2位。TP1のあたりを見ると先の画像の私の航跡とほとんど同じで、リッジを使って高度低下を防ぎながらタスクを攻略している。一方、緑が私が飛びながら見ていて苦労しているなと思ったフライト。TP1をクリアして山頂を風下側に回ってしまったので、高度ロスとともに遠回りを余儀なくされてタイムロスをしてしまっている。稜線越えた大沼の辺りにおいしそうな積雲があったのかもしれないが、稜線の風下側では積雲があってもその下のサーマルは崩れていることが多く、風下側に回ることはリスクが非常に高いので避けるべきであったと思う。ここでは左旋回でTPクリアする必要はなく、右旋回でクリアすることで良い。

 さて、今回のタスクでは赤城山の辺りが少ししょぼくて残念だったが、全体としては積雲が多く、上手くルートを選んで多くの積雲の下をドルフィンしながらフライトした人が上位に入ったのだと思う。次週は気象設定を冬にしているので弱い日差しの中でのタスクとなる。今回とはまた違ったサーマル選択/旋回の技術と運が試されることになると思う。

 この記事で、タスクのネタ晴らしをしてしまったが、Day2タスクはサーバーを木曜日まで運転中。シリーズ途中参加もOKなので多くの方に楽しんでもらいたい。(NT3)

 

 

2021/01/23

レースにおける良いスタートの切り方 

  Condorのタスク・サーバに入ってレースに参加する時は、やはりスタートが一番肝心である。ここで失敗すると結構苦しくなってそのまま不時着してしまうパイロットも多い。では、どうすると良いスタートが切れるか。。。まずはあまり地形条件を考慮しないですむサーマルタスクで考えてみよう。

(ポイント)

 ①自分は今日はどういうスタートをするのか、スタート前に高度を稼ぎながら作戦を考え、②スタートラインは最大高度少し下で通過し、その後、巡航速度まで丁寧に機首上げして高度を稼ぎ、③最短距離で最初の積雲に向かって、がっちりサーマルに入り充分に上がる。

 通常スタート高度は1,000m〜1,200m。今回のKanto Gliding Cup 2021では全タスクで1,200mに設定。スタート前に気象を確認してもらえれば分かるが、雲底高度はだいたい1,400m〜1,700m。スタート後にまずは雲底まで上げることが出来るとその後の余裕が出来て落ち着いて飛ぶことが出来る。しかし、最初のサーマルで失敗するとどんどん余裕がなくなり、その後は余計な高度低下を避けるために巡航速度もぐっと下げなくてはならない。そうするといきなりタスクスピードが落ちてしまうし、高度が低いとサーマルの強さも弱いので高度回復に余計に時間がかかってしまってさらにタスクスピードが遅くなるという、いきなり大きなハンデをしょってしまうので辛い。

 そのため、どうやって良いスタートを切るかをフライトが始まったときから考えていなくてはならない。

(地上待機、曳航中)

 CondorでR/Wに入ったとき、既にポイント①は始まっている。R/Wでは摩擦や土手などの影響で上空とは風向風速が異なっていることが多いので必ずR/Wに入ってくる前にタスク画面で風向風速を確認しておく。まずはぐるりと見渡して、積雲の様子を確認、曳航中も積雲の様子やスタートラインがどこにあるのか、他機はどこで上がっているのかを確認。あまり時間はないがぼやっとせず、周りをよく見て、どの積雲で上昇を始めるかイメージ作り。他機の上がり具合も要注意。がんがん上がっているのか、ぼちぼち消えかけているのか、そこまで考えること。離脱後は曳航機の旋回方向を確認後、直ちに積雲に向かい高度獲得を始める。離脱高度に近づいてきたときに、運良く積雲の下を曳航し、さらに強いプラスを感じたらそのまま離脱して上昇を開始しても良い。

(スタート前、サーマル上昇中)

 サーマル上昇中も、PDAのマップを見てスタートラインの後ろ側に移動するにはどの積雲を使うとよいか常に考える。最初のサーマルで上昇したまままっすぐスタートに向えることもあるが、逆に積雲がどれもスタートラインから遠すぎてどうしても指定の最高高度でスタートラインを越えることが出来ないこともある。また、その日の気象条件を理解するには、出来ればいくつかのサーマルを試してみる方が良い。サーマルの強さはどのくらいか、粒はそろっているか、雲底まで上がってみて縦方向のサーマルの強さの分布はどうかなど、情報はあればあるほど良い。そして、得られた情報を使ってスタート時のMC値を設定し入力する。理論的にMC値は次にはいるサーマルの平均上昇率であるが、これを適切に設定出来るかどうかが結構タスクスピードに反映する。そのために、上級者はスタート前にいくつかのサーマルに入ってみたり、下から上まで上がってみて具合を見るのである。慣れてない人、Airborneで始まっていきなりスタートする場合などサーマルの強さの想定が難しい場合は私はMC値を1.5にすることをお薦めしたい。まぁ無難な数値と言えるであろう。

 さあ、充分な高度まで上がったら、次はどういうラインでスタートを切るか再度確認を行う。TP1の方向に飛んでいくのに出来るだけ多くの積雲の下を飛びたい。一方、一番近くの強そうな積雲にいち早くたどり着いて早速雲底まで上がりたい。どこのラインがいいだろうか。サーマル上昇中もそんなことを常に考えながら飛んで欲しい。

 スタートラインは通常長さ6km、長いときは10kmもあることがある。充分な幅があるのでスタート後にどう飛ぶかは良〜く考える。理論的にはタスクラインの風上側にずれたところからスタートするほうが飛行経路が短くなる。サーマル中にドリフトするのでどんどん風下側に流されることを考慮すると、あらかじめ風上側から飛びはじめるほうがロスは少ない。

これはDay1タスクをもう一度ASW-20で飛んだときのもの。先行するASW-19は積雲がいくつか重なって発生しているところにスタートラインの左端の方からスタートしているが、右側の積雲がもっと近そうなので、スタートラインの右の方からそれを狙ってみることにした。


(スタート)

 さて、スタート地点が決まれば、ラインに直角にポイント②に書いてあるスタートをするわけだが、スタート高度の少し下でVne速度で横切るのが理想。Club機の場合、まずは200km/hとするのが無難。(ただしVneというのはあくまでCondorの中だけ。非常に危険なフライトになってしまうので、実機では170km/hくらいで制限がつけられるようだ。2022.2.20追記)

 スタート高度の200m上くらいからビューンと速度をつけ、Club機で200km/hくらいまでスピードを出して、スタート高度20mくらい下のところを水平飛行、最初はダイブを使って高度処理しても良いが200km/hの速度を維持しながらスタートラインに持っていく。その後CondorのTask Startの合図でゆっくり機首上げして高度を稼ぐ。オーディオバリオはクルーズモードに切り換え、設定したMC速度でまっすぐ最初の積雲に向う。

 この動画はDay1タスクをASW-20でもう一度飛んだときのもの。フラップは使わないでスタートしている。スタート場所、最初の積雲を決めたあと、1,400mからスタートラインに直角に200km/hくらいまでスピードつけて高度処理。PDAのスタートエリアが赤から緑に変わったらスタート高度まで下がったということなので、そのまま高度を維持。スタートラインを越えたら丁寧に機首上げをして速度をMC速度まで落とす。今回はMCセットとバリオをクルーズモードに切り換えることを忘れていたのでスタート後慌てて行っているのがちょっと恥ずかしい。プランBの無いスタートだったが、スタートからほとんど高度を落とすことなく最初のサーマルに入り高度を稼ぐことができた。

(最初のサーマルで高度を稼ぐ)

 さぁ、ポイント③でまっすぐ積雲に向うのであるが、最初のこの積雲がくせ者。いきなりスカでプラスに当たらないこともあるので常にプランBは考えておくこと。安全策をとって前後に二つ積雲が並んでいるところを最初のサーマリング目標とすることもあるが、外れた場合に一瞬で次の積雲に向うか、それとも後戻りしてちょっと横にずらしてもう一度同じ積雲の下を探ってみるかを決めなくてはいけない。ここでチャレンジが外れてしまうと結構苦しい。

 そういう意味では先行機が回っている積雲に向うのは安全策であるが、技量が伴わない時は結構危ない。そういうサーマルは後ろからもどんどん突っ込んでくるので多くの機体がガグルを組むことがある。スタート前に作戦は充分に考えよう。

 私がCondorで飛んでいてどなたかに教えてもらったのは、巡航は雲底高度の半分まで。回り道は出来るだけ避けてタスクライン上をまっすぐ飛んで、半分の高度に近づくまで伸ばしていいが、半分まで行ってしまったらかなり危険ラインでその後は最適L/Dで最も近いサーマルに向わなくてはいけない。雲底が1,500mであれば、危険ラインは750m。スタート高度が1,200mだとあまり余裕はない。だから、最初のサーマルを早く、確実に見つけて、充分な高度に上がる必要があるのである。

 スタートに関してはそんなに焦る必要はない。今回のレースではゲートは60分間開いてるのでじっくり考えて出発しても良い。後ろから出発してさらにおいてきぼりになるのは寂しいという方は、サーバ開始後直ぐに入ってフライトを始めて欲しい。

 上級者はR/Wに入った瞬間から、フル回転で頭と五感(残念ながらCondorでは尻バリオがないのでオーディオと僅かな機体の傾きを目で見るしかないが)を使っている。PDA画面は結構くるくる動かして他の機体の旋回位置やスタートラインがどこにあるのかを見ているし、他機の上がり具合は一生懸命見ている。私はしばしばズームイン・アウトも使って雲の様子や他機の様子を見ている。リアルではこんな機能はないが、望遠鏡で遠くを拡大して見ている感じである。レースのスタートはタスクスピードを上げるのにかなり重要なポイントであるので、しっかりと考えて飛んで欲しいと思う。

 なお、一つだけ気をつけて欲しいのだが、スタート直後に出来るだけ高度が稼げるようにとスピード出しすぎてVneを越えてしまったり、思いの外スタートラインが近くなってきて急激なダイブをしてしまうと、Vneを越えてしまってフラッターを起こし空中分解してしまうことがある。実は私もこうした失敗は結構あって、自身がこれまで経験した空中接触よりもこれでスタート前にあえなく撃沈というほうがずっと多い。今回のレースもそうであるが、普通のオンラインレースでは空中接触による墜落にはミラクルQキーで回復させてもらえるが、自爆しての墜落は復活させてもらえない。なのでスタートライン直前に高度処理する際には必ずダイブブレーキに手を添えておいて欲しい。Club機はそうとう突っ込んでも速度が上がらないが、高性能機はあっという間にVne越で墜落してしまう。この事態は自業自得とはいえ、自分がそうなってしまうと何とも言えず悲しく落ち込んでしまう。今大会ではそんな犠牲者が一人も出ないことを願う。(NT3)

2021/01/22

Condorの飛行機曳航

 今日、現役航空部の学生さんからTwitterのフォローをいただいた。ちょっと嬉しくなったので、結構苦手なひとが多いだろうと思っているCondorの飛行機曳航について書いてみた。

 リアルではこれは待機でしょうといった強い横風でもリッジタスクは平気でタスク組まれているし、グライダー以外の分野からCondorに来た方、たとえばハングから来た方や、戦闘機SIMから来た方なんかはかなりしんどいと思う。欧米のレースに出ても結構曳航中にExitするのを見かける。

 でも、基本はグライダーなのでちゃんと教官がいつも言っている事を頭に描いて飛んでいればちゃんとこなせる。私はCondorを5、6年遊んだ後、やっぱりリアルで飛びたくなって滝川に行ったのだが、一発目の飛行機曳航、出発前はすごくびびったのだが、飛びはじめてみたら何もしなくてもすぅっと飛んでくれる。なんてらくちんなんだとびっくりした。Condorで鍛えたおかげだと思った。これが万人に通用するかどうかは分からないが自己流で行くということではなく常にグライダーの基本操作を反復しながらチャレンジしていくとよいと思う。

 さて、以降は曳航の段階ごとに注意点をまとめてみた。ただ、いつも言うことだが、あくまでこれはCondorの中での事。リアルで飛ぶ人は教官の言うことを良く聞いて安全なフライトを行って欲しい。

(出発)
 自分の順番が来たら、というか来る前に飛行前点検は済ませておくこと。Condorはパイロットが「準備良し」と言う前にかってに曳航を始めてしまう。忘れがちなのがトリムの設定。出発前にトリムをちょっと動かしておかないと中立のまま出発してしまう。トリムをアナログレバーに設定しているひとは要注意。R/Wに入ったときのジョイスティックの位置ではなく、中立位置で始まってしまうので、出発前に一度ジョイスティックのトリムレバーを少し動かして必要なポジションに動かしておかないと、浮上後に始めてトリムを動かしたときにエレベータートリムが大きく動いてしまうことがあって結構危ない。出発前のトリム設定はリアルであっても要確認事項である。

(出発から離陸まで)
 横風が有る場合は、これはもう基本中の基本、いつも教官に言われているように風上側の翼端を少し落として滑走、いつでも風下側のラダーをけっ飛ばせるように心の準備をしておくこと。翼端を落とすのは風に煽られるのを防ぐこと、次にスピードが出てくると横風が強い場合は急に風見鶏降下で風上側に機首を振られてしまうのでラダーでの調整が必要になる。先にも書いたように、Condorのレースでは真横から5m/s以上の横風が吹きつけるといったとんでもない横風が吹いていることが結構ある。
 また、先週のDay1のタスクで皆さん気がついただろうか。Condorでは意外と背風での曳航が行われることがある。多分、地上の風速が穏やかなときにはR/Wで推奨された初期設定の方向に出るのだと思う。タスク設定上では風速が結構あったとしても地形によってR/W地表付近の風速がほとんどないこともあるので注意が必要。背風での離陸は結構辛いときがある。高速機フルバラストの時にはR/Wの向こうにある林がどんどん近づいてきて、結構びびりながら上昇をすることがあったりする。こうしたときに速度が上がらないのにスティックをぐっと引くのは厳禁。充分な離陸速度まで我慢するしかない。丁寧な滑走を続けて早く離陸速度に達すること。
 なお、リアルとCondorで結構違うところはこの地上滑走。リアルではグライダーの姿勢修正に結構スティックをぱたぱたと目一杯動かすことがあるが、Condorではなぜかそんなに慌ただしく動かさなくても滑走してくれる。ジョイスティックと操縦桿では長さが違うからかもしれない。そのあたりはしょせんリアルじゃないからまぁいいかと言う感じ。ただ、リアルの航空部学生さん達には勘違いをしてもらわないで欲しい。

(離陸直後)
 リアルでは離陸直後に曳航機がすぅっと上がっていく時にグライダーが遅れておぉって事があるのだが、Condorでは比較的穏やかに上がっていくので慎重についていけば良い。ただ、私の経験ではCondorのStdCirrusはふわっと浮き上がって結構怖いと思う時がある。Kanto Gliding Cup 2021では、Condorに標準でついているStdCirrusのかたが多いが注意して欲しい。気になっている人は試しに他の機体を購入して比べていただければと思う。好みの機体をしっかり乗りこなすというのも良いが、いろいろと違った機体で飛んでみるのも結構楽しい。こちらの記事が参考になれば幸いである。
 なお、こうしたふわっとした浮き上がりを防ぐためにダイブブレーキを使うことがある。私は言われたことがないが、出発時にダイブに手を添えるように言われることもあるらしい。ただ、その際には離脱後に必ずダイブ全閉確認もして欲しい。一度、離脱後にバリオは振れているのにどうしても上昇出来なくて自分の下手さ加減に絶望しはじめたとき、ふとダイブブレーキが開いているのを見つけて、えらいがっかりしたことがある。

(曳航中)
 Condorでは曳航中の旋回が結構難しい。日本では通常10°くらい?(違ってたら誰か指摘下さい)なのだが、Condorでは30°くらいで回っていく。このきつい旋回についていくのが結構大変。私は曳航機がキャノピーから見えるくらいの高さでついていくのだが、もう10年以上も遊んでいるのに結構暴れてなかなか上手くいかない。(おかげでリアルで飛んだときに教官からちょこまか動くなと怒られてしまった。)また、何回か曳航機がサーマル旋回してくれて360°以上回ったことがあった。本当に積雲の下で回ってくれたのだが、これにはびっくりしながらで、ついていくのがやっとだった。
 それからリアルで飛んでる人は教官からボックスの練習をしろと言われたことがあると思う。Condorでも試して欲しい。練習になる。ちゃんと後流もある。

(離脱)
 離脱高度になると急に曳航機が速度を落として翼を振ってくれる。Forumを読んでると何回かソフトの開発陣にクレームが出されたのを見たが、Condorの場合は曳航機はまっすぐにR/Wに向う様に旋回していく。つまりその時々で旋回方向を決めるのである。普通はどちらかに決めてお互いの了解の上で曳航を行うのだが。。。まぁ、仕方がないので離脱後、速度を巡航速度まで落としつつ、曳航機がどっちに回るか確認してから反対に旋回する。といっても積雲が曳航機の旋回側に有るときは、一呼吸置いてから曳航機の後を追ってそちら側に旋回することがある。これはリアルでは絶対やってはいけないことなので、そこは皆さんわきまえてやって欲しい。リアルの場合はそうはならないように曳航機パイロットはちゃんと考えてくれると思う。
 さて、離脱時にはいつもこんな事を考えなくてはいけないので、忘れがちなのが足上げ。Condorのマルチサーバで飛んでると、よく「○○, gear!」「Thanks!」というチャットを見かける。そういえば先週のDay1の時もあったような。。。現役諸君はちゃんといつものようにピストに離脱高度とギアあげ確認の報告を声を出してしよう。トリムの設定もお忘れなく。今回のタスクではF2キーで外からギアの出し入れの確認が出来る。タスクによってはF2を使わせてくれないときがあるので、自分の飛んでいる機体で足の上げ下げのレバーのマークは事前に確かめておこう。意外とどっちがどっちか判らなくなって、ゴール後に足上げのまま着陸してしまうことがある。

 以上が、基本的な飛行機曳航の注意点。地上滑走時と曳航中の挙動が少しリアルとCondorで違うのが気になるが、Condorの飛行機曳航を丁寧に追従することが出来れば、リアルの飛行機曳航の場合はものすごく余裕があると思うのでぜひチャレンジして欲しい。

 なお、もう一つ注意して欲しい事があってそれは曳航索の長さである。私は何も知らないまま欧米のマルチサーバに入っていって楽しんでいたが、良く調べてみると欧米では曳航索は50mが標準。でも日本は60m。何が違うか?長いほうがグライダー側の挙動が穏やかになるのである。逆に短いとグライダーが暴れる。皆さんが欧米のサーバに入って挑戦するときは気をつけて欲しい。私のタスクでは全て60mにしてあるのだが、世界に打って出るときは要注意である。逆に自分でタスクを作るときは忘れずに曳航索の長さを調節して欲しい。Condorのデフォルトは50mになっている。

(NT3)


Kanto Gliding Cup 2021:Day1 結果発表

  さて、Kanto Gliding Cup 2021:Day1の結果発表です。いずれも土曜日に飛んでいただいた方々だけでしたが13人集りました。


RankCNRNPlaneDistTimeSpeedScore
1NT3JA-CACASW19106.23 km1:00:07106.0 km/h1000 p
2324JAXXXXStdCirrus106.23 km1:02:47101.5 km/h935 p
31EWX-BIRDASW20106.23 km0:57:30110.8 km/h901 p
4YONJP-HIGHLS4a106.23 km1:01:18104.0 km/h886 p
5YNJA2969StdCirrus106.23 km1:05:2797.4 km/h856 p
6PIEJA2457LS4a106.23 km1:02:31101.9 km/h849 p
7MZJA2447LS4a106.23 km1:04:4398.5 km/h787 p
82JA40DGStdCirrus106.23 km1:08:0393.7 km/h785 p
9XAYZRStdCirrus106.23 km1:09:0392.3 km/h759 p
10RDJA21RDLibelle106.23 km1:14:2885.6 km/h648 p
11KUJA02EDStdCirrus106.23 km1:15:2684.5 km/h610 p
12CUJA2536StdCirrus106.23 km1:19:2380.3 km/h530 p
13KONJA3826LS4a106.23 km1:20:3179.2 km/h436 p

 トップはNT3。夜の部はLibelleで出場したのですが、朝の部で一本目のフライトをしていたのでそちらの結果。平均上昇率が一番高く機体の性能を上手くいかすことが出来たか。2位は324さんも朝一本目のフライト結果。StdCirrusで健闘しハンデ計算で2位に上昇。3位は1EWさん。スピードはぶっちぎりの110.8km/hを出していたのですが、ハンデ計算で惜しくも3位。

 詳細データはこちらからダウンロード下さい。前回お知らせした表の読み方もこのエクセル表に書いておきました。ご自身のフライトと他の人と比べてみたり、IGCビューワーで航跡を再生して研究してみて下さい。

 さあ、明日からいよいよDay2タスクです。朝10時、午後3時、夜9時の3回、その後木曜日まで回します。噂を聞きつけてもっと集ってくれないかなと期待しています。まだまだCondor使っている人は多いと思いますので、皆さん宣伝をお願いします。

 それでは、また明日お会いしましょう。(NT3)

Japan-East:関東/甲信越のシーナリー公開

  関東/甲信越地方のCondorシーナリー「Japan-East」を公開します。  本当はCondor Clubで公開したかったのですがTextureのばらつきが多いので却下されてしまいました。エリア的にはSeguiさん作成のCentral Japan2と完全にかぶっていますが...