2021/04/03

Condor2: Extreme Weather Setting

  先日、Condor Forumでタスクファイルをテキストエディターで書き換えると、Condorの中からは設定出来ない気象条件を作ることが出来るとのポストがあったので試しに作ってみた。タスクファイルをこちらからダウンロードして試してみて欲しい。シーナリーは今月のCentro Italia、クラスはAllで設定。バチカン・サンピエトロ大聖堂への観光フライト。皆さんお好きな機体でどうぞ。なお、積雲が極端に多くてGPUがフル回転になるのでGraphic設定を一段階下げる必要があると思う。



 さて、タスクの気象条件はこちら。これ見てむむむって気が付くだろうか?Condorでタスクを作ると雲底は1,000m以上でしか設定出来ないのだが、テキストエディターで気温と露点温度を書き直してやるとなんと1,000m以下の設定も出来てしまう。おまけにThermal Activity、Flat activity、Streetingが空欄になっているのだが、こちらもテキストエディターで大きな値をいれてやると、積雲もくもく、バリバリのクラウドストリートが出来てしまう。サーマル強さはWeakだが、Activityが極端に高いのでバリエーションがかなり大きく、強いプラスもあれば、強いマイナスも有る条件。


 さて、この画像はStemmeを使って高度3,000m近くまで上昇してスクショを撮ったもの。思いっきりクラウドストリートが出ているの分かるだろうか?雲底まで上がってしまうと、自分の行き先の雲の様子が全く分からなくなるので、雲底より少し下の方を飛びながら、地上に移る前方の雲の影も確認しながら飛んでいって欲しい。


 私はASW-19で試してみたのだが、記録は1:38:28、97.36km/h。クラウドストリートの方向がタスクラインとずれているので判断が難しかったが何とかタスクコンプリート。高度500m以下まで降りることが多いのでいつになく緊張するが、内陸側と海側の雰囲気が違っていて面白い。距離は160kmと短いので、まずは雰囲気を味わいたいという方は高速機、チャレンジングに飛んでみたい方はClubかSchoolクラスでどうぞ。



 なお、残念ながらCondor Clubではテキストエディターで書き換えたタスクは受け付けてくれないので結果をCondor Clubでシェアすることが出来ないが、マルチサーバでの運用は可能。オフラインで飛んでみた感想をこのブログのコメントやTwitterで教えてもらえるとありがたい。好評であればJP Sat.Flightでこの手のタスクも取り上げてみたい。 (NT3)


雲底まで来ると先が見えない。

このくらいが先の見通しが楽。雲の影も参考に。

TP1:サン・ピエトロ寺院




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