2021/01/09

Kantoシーナリー

  元旦にCondorのコンペについて記事を書いたのだが、知らない間に結構な閲覧数になっている。Practiceサーバ第二週目に入っているので、皆さんどしどし参加して欲しい。

 さて、今回使っているシーナリーはKanto 0.1、ykataokaさん作成のCondor2用シーナリー。ダウンロードはこちらから。妻沼を中心とした関東で実際に飛んでる人にはなんとも言えないシーナリー。微妙に実際のGPSとずれてるのでVer0.1ということなのですが、まぁずっと上を飛んでいるグライダーなので私は全然気にならない。いやぁもう、ykataokaさんに感謝・感謝、雨あられです。

 ところで、Condorのシーナリーにも結構MODというか、アドオンを載せることが出来るのでいろいろと工夫してみた。先日Twitterでもお知らせしたのですが、以下説明とダウンロードリンクを記すのでお試し下さい。

①Kanto用Waypoints:オリジナルのKantoシーナリーにはWaypointsが付いていなかったので追加データを探してみたところ、XCSoarのサイトにJapan.cupというWaypointsファイルがあったのでそれをダウンロード。次に前のバージョンのCondor用のシーナリーであるNagasaki氏作成のFujiyama Japanシーナリーをゲットし、その中のFujiyama_Japan.cupをコピー。これら二つを合わせて、さらにちょっと隙間が空いているあたりにいくつか適当なWaypointsを手作業で付け加えて作ったWaypointsファイルがこちら。ダウンロードしたKanto.cupは以下のフォルダにコピーして既存のものを上書きして下さい。もし、既にご自身でWaypointsを追加していた場合は、ファイルをテキストエディターで開いて中身をコピペして追加すること。

C:\Users\(User Name)\Documents\Condor\Turnpoints\Kanto.cup

 なお、このKanto.cupはあくまでCondor用ということで実際のフライトに使える精度は保証されていませんのでその旨ご承知置き下さい。なお、ダウンロードしたデータにKanto for XCSoar.cupというファイルがついていますが、これはCondorにXCSoarを繋いでいる方用のWaypointsファイルで、Kanto.cupのデータにKantoシーナリーの空港データを追加したものです。XCSoarを繋いで楽しんでいる方は合わせてお使い下さい。


②Kanto用代替えMap:Kantoのタスクマップの地図は衛星画像を使った一枚しかないのですが、ちょっとタスクの位置関係が判りにくいので何とかならんかなぁと思い、Twitterで呼びかけてみたところ、嬉しいことにNagasaki氏がOpenStreetMapからCondor用のマップを作ってくれました。もうちょっと解像度を上げることは出来ないかなぁと思いましたが、この解像度がCondorの仕様の用です。どうも日本の地図というか、町並みがあまりにちまちましすぎていて、欧米の人が地図を見ながら地文航法するのとはかなり状況が違うのだろうと思います。あぁ悲しや、狭すぎる日本の国土。

 Condorのタスク画面でこのOSMマップに切り換えると、フライト中のPDA画面のマップもこれで表示されるので何だかいい感じです。ぜひお試しあれ。

 ここまでのところのダウンロードリンク

        Kanto Waypointsファイル

        Kanto OSMマップ

 こんなことを考えていたら、国土地理院のサイトからKantoの地形データを含んだ地図を作る方法を教えてくれた方がいました。残念ながら著作権上の問題から地図そのものを公開したり、タスク表示に使ったものを公開することは出来ませんが、各自でダウンロードしてご自身の利用に使う分には問題なさそうです。開催予定のKanto Gliding Cup 2021でも日光に向ってXCフライトが予定されています。山地のフライトには便利だと思いますのでおためし下さい。案内はこちら。(2021.1.11追記)

https://twitter.com/ssm_tm/status/1347850075792281601?s=21

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(おまけ)


 そのうちCondor2でno PDAで地図を見ながらフライトするタスクも作ってみたい。そう考えると、やはりもう少し解像度の高い地図にタスクを表示したい、そんなことを考えていたら、こんなサイトを見つけた。GPS Visualizer



 面白いことに、このサイトには特に互換性があるとは書いていないのに、なぜかここにXCSoar用のタスクファイルを読み込んでやると、なんとタスクがOSMマップ上に表示されてしまうのである。スタートラインやシリンダーは表示されないものの、これは結構使えそう。今後タスク紹介をするときには使ってみようと思う。


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